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まだ夢の途中

「STAND BY」ファンミーティングイベントに出演してきました!


ゲストなんていう立派な呼び方をしてもらったけど、
出演者のみんなと、こんなに早く同窓会みたいに集まれるのが嬉しかった。
それと同時に、ようやく、みんなが見せてくれた、「STAND BY」という長い夢から醒める決意ができました。


キャストの彼らを見ていてつくづく思ったことがあるよ。

夢に出会う前でもなく、
夢が叶った後でもなく、

夢を追っている途中に出会うって、すごいことだって!

本当に美しいことだし、尊いことだなって実感した。


ドラクエのような冒険に置き換えると、
冒険がはじまる前に出会った人とも、
冒険後に出会った人とも、絶対違う、冒険中の出会い。

見知らぬ同士が道端でふらっと出会って、
『旅は道連れ』なんて言いながら、わいわい一緒に先を目指して、
そしてどこかで袂を分かつときがあって、
そのうちの誰かは目的地にたどり着くだろうし、
誰かは目的地を変えるだろうし、
誰かは引き返すだろうし、
誰かは挫折するんだと思う。

そんなことは冒険にはつきものだから、
誰かの計画が崩れたとしても、それは勝ち負けでも、ましてや絶望でもなんでもないこと。ちょっと絶望に似ているだけ。


ただ、冒険の途中で出会った人同士って、
たとえしばしのお別れがあったとしても、

「生きていれば、またどこかで会えるよ」

って本当に、心の底からそう言えるんだろうなって思う。
それはすごく特別なことだし、すてきなことだなーって、

稽古中から、金曜日のイベントまで、役者のみんなを見ていて感じたのでした。

生きていれば、またどこかで会える。

それをわかっていたから、樹と正午は15年も会わなかったのに、お互いを信じて想っていられたんだなって、今になって私が気づかされました。

要兄ちゃんという二人にとって、とても大切な人を亡くしているからこそ、実感がこもっているんだなって!



私もこんなに大人になってしまって、夢が手段みたいになってきたところだったけど、

ハイテンションに冒険するパーティーに道程で出会って、
「おいでおいで。一緒に行こう」って手招きしてもらって、ずうずうしくも紛れ込んで、すごく幸せでした。

この関係が、ずっと、つづきますように。


そんなわけで、なぜか、あんな感じのゆるく明るいイベント後に、しみじみしました。



旅は続く。


冒頭で、「ようやく、みんなが見せてくれた、「STAND BY」という長い夢から醒める決意ができました」って書いたけど、ちょっと嘘かも。


夢も続く……。


To Be Continued…


※「STAND BY」カンパニーの癒しの風。日替わりゲストの安達雅哉くんとの2ショットなど。

日替わりゲストのはずが、何度も稽古にも本番にも遊びに来てくれました。
あだっちは、私の旦那や弟に紛れ込んで食事をしてみたり、卓球をしてみたり、我が家でも癒しとなって皆で応援しています。

本当に、一緒にお仕事できてよかったよかった! 「コカンセツ!再演」に続き、野球部役だったね。(※安達くんは、私と違って、とっても野球とは無縁です)



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