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「タージマハルに本気で感動する」インド旅行記3日目

インド3日目

アグラの街は、比較的デリーより落ち着いていて、近代的な(実際は前近代的だけど)お店や建物も多い。
この街はなんと言っても世界遺産のタージマハールがある!
私は、さっそくサリーをレンタルしてその気になったよ。
サリーは、すっごくきれいで、素敵な服だった。涼しいし、本当にエレガント!


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現地の人たちにも、「似合う。かわいい」とおだててもらい、ご満悦だった。女の子たちと写真も撮ったよ。なんか、レポーターのおねいさんみたいになった…。

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インド人の女性は、サリーなどの民族衣装を着ている人がほとんどで、洋装の人はめったにいない。
あと、このころ気づいたのが、女の人がどこにも働いていないということ。
やっぱりまだカーストなのか宗教なのかなんなのか、制限が根付いているんだろうね。
女性で働いていたのは、アーヴェルヌーダのすっぽんぽんにふんどしのマッサージと、サリー着せてくれたおばちゃんくらい。
ベトナムやタイでは、女の人がめちゃくちゃ働いてるから、また全然違う風習なんだろうな。

さて、タージマハール。
本当にめちゃくちゃ感動した!
ヤバイ!!驚きで声が出なかった。
想像以上に綺麗で壮大で、もうとにかく美しい。
究極のシンメトリーと言われていて、なんだか眩暈がするほどだった。

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タージマハールは、1600年代のムガル帝国の女王様のお墓。王様からの愛の結晶なんだって。22年も掛けて作られたそう。
全部が大理石でできているという贅沢なお墓で、細部まで細かい加工がされていて、本当に細やかな作りだった。あーーー感動したなーーー。


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タージマハール周辺は軍事エリアで、タージマハールが空爆されないようにいつでも警護されている。いざとなったら、タージマハールを大きな布で隠すんだって!
お隣のパキスタンとの長い戦争、まだいろいろやってるもんね。

タージマハールの次はアグラ城へ。
立派な要塞が印象的な真っ赤なお城。中庭もすごく綺麗だった。古代ファンタジーの世界だった。


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こんなお城とお墓があるって、ムガル帝国は絶対に立派な王室だったんだろうな。滅びたのって、なんか残念だ。


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遠くに見えるタージマハルも本当に綺麗だった。

アグラのホテルは少しレベルが上がったかも!
と、思ったら…また凄まじいスコールがきて、部屋が冠水した……(涙)廊下で従業員たち水はけに大騒ぎしてたよ。これ、たぶん雨季は毎日のようにやってるんだから、根本的に建物をなおしなさいよ(笑)
私の部屋は床上浸水でびしゃびしゃになり、部屋を変えてもらうことに。
大変だぜインド。
ちなみに、今日も安定の、シャワーからお湯出ない。
この件は諦めたよ。期待してない!

夜は近くで発見したピザハットのレストランへ。
イートインのピザハットっていいじゃん。日本にもあればいいのに!
従業員は若い男の子たちなんだけど、突然音楽にあわせて踊り出した…。曲は、日本のナポリタン屋のパンチョで爆音で流れてるあの曲だったよ…。あの曲って誰かの曲なの(笑)??パンチョオリジナルだと思ってたよ。
しかも、踊ってる男の子たち、超ヘタだし、超照れてるの!
かわいかったけど、なんで踊り出したのか意味不明すぎる。
インド人かわいいな。



動画を撮ってあげたら、超喜んでみんなで見にきたよ。


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そうそう。インド人って写真撮られるのが好きらしくて、観光地で景色を撮影してると「私を撮って」って人が多発する。私のカメラで撮ってあげると、「写真見せて」と必ずチェックするの。
なんなのだろう…。

アグラはなかなかいい街だったけど、翌日も朝から移動だ!
いよいよ旅のメイン!ガンジス川へー!

今日も一考。
子どもの教育は、はんぱじゃくハイレベルなインド。先進国の比じゃないと思う。
でも、大人になると働いてるのか働いてないのかよくわからない人だらけになっちゃう。
信心深いのに、倫理観は伴わないのね。
車は全部クラクションならしっぱなしだし、車線という概念がないし、ゴミは道に捨てるものだし、むしろそこらじゅうで立ちションしてるのね。駅のホームとかでも、みんな寝っ転がってるし。観光客めあても詐欺もぼったくりも多いし。

子どもはあんなに賢いのに、むしろ高度な教育を求めて、インド人学校に日本の子どもを入れる人がいるほどなのに…。大人になると……なぜだろう。

私、やっぱり、根強くカーストがはびこっているのだと思ったよ。
廃止されて長いけど、やっぱり残っているんだろうな。どんなに優秀でも、カースト下層だと仕事できないのかなーー。
だから、外国に出ちゃうんじゃないかな……。

まぁ、これは私の想像なんだけどね。

貧富の差が激しそうなインド。

デリーでもニューデリーでも、アグラにも、お金持ちらしき人を見つけない!
立派な家もない!
まともな会社らしきものもないぞ!
どこにいるんだ?
セレブたち!

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